こんにちは無色の畑です。
給水にかかる時間を短縮したい
給水を自動化できる装置を導入したいが値段が高いので自分で作ってみたい
でも作り方が分からないので教えてほしい
と言う人向けの記事です。
水位センサーを使う事で給水の自動化が可能となり時間短縮ができます。
費用は市販の装置より安く済ませる事が可能です。5000円以下で作れます。
この水位センサーを使用した給水装置の作り方なども紹介します。
自己紹介
水位センサーを使用した自動給水装置をつくりミニトマトのパイプ水耕栽培を行っています。毎日の給水作業の時間を短縮でき効率化できました。
それでは進めていきたいと思います。
目次
①給水は水位センサーモジュールを使って自動化
水を貯めるタンクに水を補給する作業は単純作業になりますが、毎日の作業となると大変です。水の給水や排水は水位センサーモジュールと言う電子機械を使用する事で作業時間の短縮が可能となります。
この水位センサーモジュールを使う事で
水中ポンプや電磁弁を制御できるので
昼夜問わず水の給水排水の自動化ができます。
具体的に水位センサーモジュールの仕組みを解説します。
この水位センサーには3つのセンサーが付いています。
①上限 →水を入れる上限の高さです
②中央 →この下限の高さでスイッチが入ります
③下限 →タンクの底です
仕組みは
中央 に達した時にスイッチが入りポンプが稼働して水の補給や排水が開始されます。上限のセンサーに達した時にスイッチが切れてポンプが停止します。
今回紹介する水位センサーモジュールは600円くらいです。
給水装置の材料代を全て含めても5000円以内で作ることが可能かと思います。
故障の際は部品代だけで済むのもメリットです。
次の項目で作り方を解説します。
②水位センサーを使用した給水装置の作り方
水位センサーモジュールを使用した給水装置の作り方を解説します。
作り方の流れは次の通りです。
①センサー基盤の配線つくり
②給水するタンクにセンサー取り付け
③水源にポンプ設置
※注意事項
給水装置の製作にはAC電源を使用します。
電気はコンセントの外側なので電気工事士の資格は不要ですが、配線を間違えて取り付けると怪我や事故に繋がるので十分ご注意してください。
①センサー基盤の配線つくり
必要な物は以下の通りです。詳細はURLのサイトでご確認ください。
・水位センサーモジュール(Amazon 600円)
・DCジャックケーブル
ACアダプターとの接続で使用します。
・電線の被覆を剥ぐ道具(カッター・ワイヤーストリッパーなど)
・電気コード(ホームセンター1m100円~)
・コンセント オス
・コンセント メス
↓こちらの作り方の動画を始めに見て頂くと作り方の理解が深まると思います。
1.水位センサー用の電源配線
配線は次の通りです。
ACアダプターはDC12vの物を使用します。
DCジャックケーブルがあるとACアダプターとの接続で電線を切らずに済みます。他の用途でもACアダプターが使えるのでおすすめです。
2.リレー用のコンセントつくり
ポンプなどの電源を入切するリレー部分の配線は次の通りです。
電線の長さは30cmくらいあれば良いかと思います。
コンセントの取り付けは省略します。
水位センサーへの接続の仕方は
・給水は2.3
・排水は1.2
に取り付けます。
3.センサー部分の配線
水位の高さを感知するセンサー部分は次の通りです。
水位センサーモジュールに付属のセンサー電線は短いので3本の色違いの電線が必要となります。無い場合は同色の電線でも大丈夫です。
電線の被覆の剥ぎ方は
・上限の電線 3cmくらい
・中央の電線 3cmくらい
・下限の電線 長めに
※正常に動かない場合は
中央より上から電線が出るようにするとセンサーが反応します。
②給水するタンクにセンサー取り付け
水位センサーの3つ電線をタンク内に固定して取り付けます。
電線が水の揺れなどで動かないように固定します。
私の場合は薄いプラスチック板に電線を固定して使っています。
※ページ上のYoutube動画で確認してください。
③水源にポンプ設置
水位センサーモジュールで動かすポンプを水源に設置します。
センサーがONの時に水源に水が無いとポンプは動き続けるので
水源の水も常に満水状態にしておく必要があります。
水道の蛇口を使用する場合は次の項目で解説します。
④DC12vのポンプや電磁弁を使いたい場合
水道の蛇口を使用する場合は水位センサーモジュールに電磁弁を接続します。
DC電源用の電磁弁の接続はACアダプターが必要となります。
必要な物
・ACアダプター12v
・DC12vのポンプ
・DC12vの電磁弁
・電気コード50cm
電磁弁はある程度の水圧をかけないと弁が開きません。
雨水タンクへの電磁弁の取り付けは水圧が足らないので出てくる水の量が少なくなります。
まとめ
水位センサーを設置してしばらくは正常に動くか確認が必要です。
調整を終えたら
水補給作業から解放されます。
そして新たな時間が生れます。
以上、【給水排水】水位センサーモジュールを使って作業を自動化【作り方も解説】でした。