水耕栽培 PR

【水耕栽培】初心者でも作れる水耕栽培のおすすめ野菜【同じ場所で栽培できます】

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「水耕栽培を始めようと思っている」

「水耕栽培でおすすめの野菜とかあれば教えてほしい」

「家庭菜園で同じ野菜を毎年つくりたいけど連作ができないから水耕栽培で同じ場所で作ってみたい」

と言う人に向けた記事です。



こんにちは無色の畑です。

私は水耕栽培歴4年目(2020/1月)の農家です。
営農レベルでの水耕栽培も行っていて、主に栽培している水耕野菜はトマトやミニトマトなどの果菜類がメインとなっています。

今回の記事では
初心者でも「簡単に栽培できる水耕野菜」の紹介します。
あとは気になる連作障害についても解説していきます。

それでは進めていきたいと思います。





①水耕栽培で作れる野菜

「水耕栽培は難しそう」と思いがちですが実際にやっみると意外と作れるもので八百屋で売っている野菜の半分は作ることが可能だと私は思います。
この章では家庭菜園でも人気がある野菜をピックアップして紹介していきます。

その前に水耕栽培の知識を深めておきたいと言う方は、下の記事を読んでおくと理解が深まるかと思います



それでは1つずつ見ていきましょう。

葉物類

水耕栽培で最も育てやすいのが葉物野菜です。
葉物野菜はスポンジを水に付けておくだけでも育てることができます。

今回は人気の「ほうれんそう」「レタス」「白菜」を解説していきます。

ほうれんそう
1年を通して栽培でき料理でも「胡麻和え」や「鍋」などで美味しく頂ける野菜です。
・種まき~収穫:約1ヵ月
・生育適温:15~20℃くらい
・水耕栽培で必要な物:スポンジ・容器・水・肥料
・難点:発芽率が低いです。

レタス
栽培期間が短く簡単に作れサラダ向けの野菜で1年中つかえる野菜です。
・種まき~収穫:約2週間
・生育適温:5~20℃くらい
・水耕栽培で必要な物:スポンジ・容器・水・肥料
・難点:リーフレタスの栽培は簡単ですが普通のレタスは少し難しいです。


白菜
栽培するのが難しい葉物野菜 です。
どんな野菜:冬の鍋の定番野菜、家庭菜園でもつくる人が多い。
種まき~収穫:約5週間
生育適温:15~20℃くらい
必要な物:スポンジ・容器・水・肥料 ・ポンプで水を循環
難点:白菜を結球させるための肥料管理が難しい。土耕栽培に比べ手間が掛かります。


果菜類

葉物野菜に比べ育て方が難しく栽培の装置も大きくなります。
3m以上の茎が伸びるためのスペースが必要なのでベランダで栽培するのは難しいかもしれません。

ミニトマト・大玉トマト・キュウリ
夏野菜で最も人気のある野菜でトマトに関しては若干うす味になります。
水を使った栽培なので薄味になるのは仕方ないですが肥料にカツオや昆布出汁を使うと旨味が増すメリットもあります。

この3つの夏野菜の栽培方法は同じなのでまとめて解説します。

・種まき~収穫:約4ヵ月(苗つくり2ヵ月・植え付け2ヵ月)
・生育適温:10~25℃くらい
・必要な物:スポンジ・大きめの容器・水・肥料・ポンプで水を循環・エアーバブリング
・難点:根っこに酸素を供給する必要があるのでエアーバブリングが必要な場合もあります。

果菜類の野菜は日照時間で育ち具合が大きく変わります。
マニュアル通りに育ててもうまくいかない時もあるので肥料の濃度などを調整して栽培してく必要がありますが土耕栽培経験者ならすぐに理解できると思います。

↓ミニトマトを塩ビパイプで育てる方法もあります(パイプ水耕栽培)




ナス
ナスの栽培難易度はトマトやキュウリと同じですが、ナスは害虫の被害に合いやすいので難しい部類に入れました。土耕栽培でナスを育てたなら分かると思いますが葉が病気になったり虫食いの被害に合うと収量がぐっと減るからです。

なので害虫対策の可能な設備が整ってからナス水耕にチャレンジするのが良いかと思います。


根菜類

根菜類(根もの野菜)は難しい水耕野菜で専門的な知識と専用の装置が必要です。
葉物・果菜類の野菜が作れるようになってから根菜類にチャレンジするのが好ましいです。



ジャガイモ・ニンジン

・種まき~収穫:約4ヵ月
・生育適温:10~25℃くらい
・必要な物:スポンジ・大きめの容器・水・肥料・水を噴霧させる装置
・難点:
芋などの根菜類の野菜は水につけて育てるやり方もありますが現在の栽培方法は芋に水を噴霧させて育てる方法が主流となっているみたいです。

水を噴霧させる装置は自分で作るしかないので、
「塩ビパイプやホースの知識」と「電子工作の知識」が必要となってきます。




②気になる連作障害

水耕栽培を始めたいと言う方はおそらく土耕栽培もベテランだと思います。
野菜を栽培する上で連作障害がとても気になると思いますので解説していきます。

連作障害はあるのか?
基本的に連作障害は「無い」と思ってもらって良いかと思います。
ただ前作で根の病気が発生した場合は病気に感染する場合もあるので注意が必要となります。


連作障害の対策
土耕栽培であれば土の消毒で対応できますが水耕栽培の場合は水槽を薬品で消毒すると水が汚染されます。

※汚染した水で野菜を育てると危ない野菜ができるので絶対にやめましょう。

連作障害と思われる障害が発生したら
「ブラシ」などを使って手作業で水槽を洗うことを
おすすめします。




以上、【水耕栽培】初心者でも作れる水耕栽培のおすすめ野菜【同じ場所で栽培できます】でした。