こんにちは無色の畑です。
・夏秋ミニトマト栽培の誘引方法が知りたい
・成長が早いので誘引が追いつかなくなりジャングル状態になる
・普通に誘引すると高温で花落が多いので花落ちが少ない誘引方法があれば教えて欲しい
・1人農業である
の人向けの記事です。
記事の内容は
簡単な誘引方法を2つ紹介と花落ちが少ないと思った誘引方法?も紹介します。実際の画像や図を合わせながら解説していきます。
それでは進めていきたいと思います。
目次
①簡単な誘引方法2選(ズボラ式
誘引は簡単で楽な方が1人農業の場合は好ましいと思います。
理由は誘引作業に相当な時間がかかるからです。
秋から春にかけての栽培だと成長スピードもそれほど速くないのでキレイな誘引が可能ですが、夏秋栽培だと成長スピードがハンパなく速いので同じような誘引をしていたら時間が足りません。
なので1人でも簡単にできる誘引方法2選を紹介します。
※綺麗に誘引したい方には向いてません。予めご了承ください。
この誘引方法は作業時間短縮がテーマとなっています。
1つ目は収穫も少し楽になる誘引方法
図で解説します。
1つ目の誘引方法を解説します。
やり方は
・2本の番線を上下に設置します
・2本の番線に立て紐を付けます
・ミニトマトの茎は番線下の上に乗っかる感じにします
・成長したら立て紐にクルクルと誘引していきます
・くるくるが難しい場合はテープナーで固定します
・成長点は誘引クリップなどで固定します
通常の斜め誘引のツル下ろしよりはだいぶ楽な方法かなと思っています。
2つ目は1つ目を楽にした誘引方法
やり方は1つ目と同じですが、
成長点を上に止める作業がめんどくさいという方向けの誘引方法です。
やり方は
・成長点を下に落とします
・成長したら立て紐にテープナーで止めていきます
収量は1つ目の誘引とあんまり変わらなかったので良い誘引方法かと個人的に思っています。
②花落ちが少なかった超ズボラ式誘引?
夏場の高温時、気温の低い所に成長点や新しい果房をおくべきだと思いこの誘引方法を思いつきました。
理由は落花の原因が夏場の高温だったので地面近くなら気温も低いだろうと思ったからです。
この誘引方法は超適当ですが花落ちがやや少なく、9月の高値時もそこそこ鈴なりに実が付いていたので有効な誘引方法かと思います。
来年もやってみて効果があれば詳しいやり方を紹介したいと思います。
今回は簡単に説明したいと思います。
・この誘引は防草シートが必要です。
・作業の遅れから生まれた誘引
・病気のリスクも大きい
・改良すれば作業が楽になる
・高値の時に収量が上がる
やり方は
ミニトマトの成長点付近の花の部分を通路に置いて育てます(地面に付いています)
果房に実が付いてから支柱や紐に止めて行きます。
地面付近なのでハウス上部と比べ気温が低くまた湿度も高いので場合によっては飽差の基準値3-6に入りそうな感じです。
あと防草シートからの日光の照り返しもあるので日照不足になる事も少ないかと思います。
さらに風が通路に沿って流れるので花を揺らす風受粉や、収穫や管理時に人が花を揺らすので振動受粉も効果が期待できます。そして着果率も高まります。
最後にこの誘引方法は再現性がとれてないので信頼性がありません。真似をしないでください。
③便利な誘引道具
定番の誘引道具を紹介します。
・茎タッチα
・カケ二郎
・サンライン
まとめ
今回の記事は個人的な意見が含まれており、信頼性の保障はできません。
ただそれなりに効果があったので来年やってみて成功するようでしたらまた記事にしてみたいと思います。
以上、ミニトマトのズボラ式誘引方法2選【1人農業向けです】でした。